Evernote に関する話や苦境は驚くべきものだ。その企業はずっと前に事業を撤退するべきだった。そしてそれは一度だけの事ではなかった。時代の先を行き過ぎていたのだ。Evernote は私の必須アプリケーションのうちの一つだ。私はそれを毎日、全ての機器上で使用する。そして私は (有料) プレミアム会員だ。

歴史を短く要約すると、同社は初期の「ユニコーン」(10億ドル以上の評価額を持つ新興企業) だった。同社はフリーミアムのモデルを使用した主要ビジネス・アプリの一つだった。最近では、同社は18%の解雇を発表し、3つの支店を閉鎖する。
この行動は、最近、長く最高経営責任者を務めていたフィル・リビンの後任となった新しい最高経営責任者であるクリス・オネールによって取られたものだ。多くの人は時期尚早にEvernoteの消失について書いている。私は経営層の変化を適切なものだと見ている。また、新しい焦点により、すぐにEvernoteが元の軌道に戻るだろうと楽観的に考えている。
フィル・リビンは Evernote でいくつか素晴らしい事を行ったが、もはや彼の心が追いついていない事を彼自身認めていた。多くの人が経営層に責任があると考える一方で、Evernote が作り出した市場の変化を取り上げる事が重要だと私は考える。
Evernote は、大衆にメモ取り用アプリによって何が可能となるかを広める必要があった。私が最初にEvernoteを知った時、私のメモの大部分はまだ紙にあったので、良く理解できなかった。そしてデジタル式メモが現れ、携帯機器が現れ、その後携帯のカメラが現れた。Evernote は非常に早くから複数機器の同期を成功させた。現在ではささいな事に思えるかも知れないが、およそ一年前までは、スカイプは、私のノートパソコンで既に読んだインスタント・メッセージを、デスクトップのパソコンでは新メッセージとしてお知らせを出していた。デジタル式メモは成長し、競合が現れた。今日では、沢山のメモアプリが利用でき、MicrosoftのOneNoteや、Apple NotesやGoogle Keep等がある。
開拓者が矢面に立つ – DropBoxが現在1DriveやGDriveがら棲み分けし、PandoraがApple Musicから棲み分けしているように。
更に最近では、メモ取りは協力的活動へと進化した。Evernote はメモ取りや表示共有機能も追加した。しかしMicrosoftはしっかりと、OneNoteアプリをSkype4Bや、新しいSurface Hubに融合している。私は全てのメモを一箇所にまとめたいが、私はOneNoteのメモをそのような理由や、Surface Pro 3で描画する為に取る。Evernote には手描きアプリがあるが、ウィンドウズ上でのスタイラスペンをサポートしていない。私はGoogle Keepを使用した事は無いが、会議中にチームでメモ取りを行うには素晴らしい方法である為、Google Docsには共有メモが多くある。

MicrosoftやGoogleはメモ取りもカバーしているが、Ciscoでは穴となっている。Evernote との同盟 (または買収) は理にかなっている。
「ユニコーン」としてEvernoteを買収するには高すぎるかも知れない。その一方で、同社の評価額は下がってきている。買収だけがパートナーを組む唯一の方法では無い。Ciscoは株式保有比率で対応するか、ただ単に、最近BoxやAppleで行ったようにパートナーを組む事もできる。肝心な事はEvernoteもまた、パートナーを必要としており、特に、企業信用性がある企業とだ。相乗効果は十分ある。WebEx、SparkそしてEvernoteは個別で使用するよりも一緒に使用するとより力強い可能性を持つ、全てフリーミアムなクラウド・サービスなのだ。