日本は素晴らしい自動車メーカーがある国です。巨大なトヨタグループ以外にも多くの選択肢があります。 ダイハツ、マツダ、日産、三菱自動車、スズキ、ホンダ、スバル。これには いすゞ、日野、UD、三菱ふそうなどといったトラックメーカーは含まれていません。つまり、日本では特に自動車に関しては選択肢が多くあります(最低でも7ブランドあります)。

国内での電気自動車(EV車)といえば、日産リーフが人気をリードしてきましたが、今は日産サクラでしょう。 サクラは2024年に日本で最も売れたEV車のようです。しかし、1回の充電での航続距離が100km程度しかないため、地元から遠く離れた道路を走る姿をあまり見かけることはありません。

こうした選択肢が多くあるにもかかわらず、テスラ社は日本市場に自社の自動車を投入しました。テスラ社は毎年、日本で何千台もの自動車やSUVを販売しています。私たちの会社は常に、私たちの製品やサービスを使用してくれるブランドをサポートするようにしています。何年もの間、私たちは社用車にトヨタを使用してきました(トヨタは日本で通信会社の株式を持っています)。しかし、2021年12月、アイネオは初めてテスラ社の自動車を社用車として購入しました。EV車の運転は、ICE車(内燃機関)とはまったく異なる体験です。

自動車はもはや 「装置」です

まず知っておかなければいけないのは、EV車はICE車ではなく、本当に装置だということです。 オイル交換やエンジンチェックなど、内燃機関を搭載した自動車に付随するメンテナンスはもう必要ありません。テスラ社は頻繁に車両へアップデート情報を送信し、自宅や他の場所のWi-Fi経由でアップデートすることができます。私たちの社用車は、納車されてから20回近くアップデートされ、その都度良くなっています。

バッテリー駆動であることを理解しましょう

初めて電気自動車に乗る人は、充電するという概念に慣れなければいけません。駐車するときは、常にコンセントにつないでおく必要があります。私たちの社用車の航続距離は、最適な気象条件下で540kmです。夏の気温が35度を超えると、航続距離は少し短くなりますが、日本全国にスーパーチャージャー(2024年10月現在600基)の広大なネットワークがあるため、一般的にどこにでも行くことができます。

日本でテスラを運転するのはどんな感じなのか?

おおいに感動できます!覚えておいてほしいことは下記の通りです。

* スーパーチャージャーはいつも近くにある! 長旅のためにその場所を知っておきましょう。

* ナビゲーションを使ってチャージャーの位置は把握しておいてください。

* システムがフリーズするような問題が発生した場合(結局のところ、それは大きなLINUXモバイルコンピュータですが)、ステアリングホイールの2つのボタンを押し続けることによって車をリセットすることができます。

* テスラのスーパーチャージャーは、あなたの主な居住地や職場にあり、すごく便利です。

* 日々の運転では、80%(100%ではない)までの充電に留めておいてください。バッテリー寿命についてはこちらをご覧ください。

* 地図のテスラプレミアムサービスは月額1000円で価値があります。Apple Mapsを使うこともできますが、私たちはスマートフォンアプリと車との連携が気に入っています。

* ビジネスとして使用するのであれば、CIRCLE クラウドコミュニケーションズのアプリを使って、デフォルトで装備されている優れたマイクとスピーカーで電話をかけたり受けたりすることができます。(詳しくはこちらをご覧ください https://circleip.com/

アメリカ製の車は常に素晴らしいサウンドシステムとシートを備えていますが、テスラ車も期待を裏切りません。

ICEからEVへ、変わらないものは何か?

EV車に乗ると(私たちテスラ車の経験者であることを忘れないでほしい)、電気モーターで動かしているため、オイル交換やエンジン関連の作業をする必要はなくなりますが、タイヤ交換(EV車は重いので少し頻繁に発生します)、ウォッシャー液の補充、ワイパーブレードの交換はまだまだ必要でしょう。しかし、総合的に見て一度テスラ車を手に入れたら、もうICE車には戻れないだろうと思います。

中にはハイブリッド車の方がEV車よりも優れているという人がいます。航続距離が短かったり、急速充電器の全国ネットワークがなかったりするEV車(BYDやヒュンダイ、あるいは日産など)のことを考えれば、これはある程度理解ができます。ホンダの新しいEV車はどのような感じでしょう。ナンバープレートから判断すると、彼らはさほど家から遠く離れていないようです。トヨタのレクサスブランドも同じようです。彼らのEV車は、航続距離も急速充電ネットワークもないため、家からは決して遠くない場所で使われているようです。

EV車に乗り換えるべきか否か?

トラックの運転手なら、常に移動していなければならないので「不可」かもしれない。自宅や職場付近にコンセントのある場所がないのなら同様に「不可」でしょう。しかし、強い意志があれば方法はあります。日本では、家や職場にEV車用の充電器がなくとも、スーパーチャージャーで充電している人が多いです。それはそれで不便かもしれませんが、スーパーチャージャーが無料で使える車を買ったのなら、無料で充電できることはいいことだと思います。テスラ車の航続距離を考えれば、それほど悪いことではないかもしれません。自宅の駐車場ではバックで駐車しプラグを差し込んで翌日の仕事のために充電することに勝るものはありません。

これらがテスラ車を購入してから4年間で学んだことです。まだまだ続きます!